危険な旅程に挑んだ話
- 1.韓国行った
- 2.理由づけ
- 3.스케줄 변경 안내
- 4.かくして
- 終わりに
1. 韓国行った
韓国行きました。というか、正確には2/26~3/1の5日間の日程で、ソウル(韓国) → ダナン(ベトナム) → 釜山(韓国)を観光しました。
この2月後半は、韓国においては大邱・慶北地域を中心にコロナ感染者が急増し、ベトナムも封じ込めに力をいれるため入国審査を厳格化している時期でした。感染が広がっている日本から、中国の隣でこれまた感染の広がっている韓国経由で自国に入国してくる日本人など、ベトナム当局からしてみればスプレッダーであるリスクを抱えた危険な存在にしかうつらないでしょう。(本当に隔離とかされてたかもしれない)
今回はコロナが流行している時期に、なぜこのリスキーな旅程に挑んだのか。その理由を書きます。(旅紀はまた別で)
2. 理由づけ
今回の旅行はそもそも、某研が卒業旅行としてベトナムの各都市を観光するということで、それに僕が誘われた形でした。(ありがとう)
行く気マンマンアンパンマンでしたが、卒研やら転居の準備やらをしていたせいで飛行機をとるのをすっかり忘れ、彼らと同じ飛行機が取れなくなってしまいました。乗り継ぎ便でフライト日も近いので高いとか、チケットサイトと航空会社の公式で空席情報等が異なっていたとか諸々が原因です。
それを受けた僕は一人、韓国仁川経由でベトナム行きの航空券を取ることにしました。韓国のLCCが那覇やベトナム各都市に就航していてチケットが比較的安いためです。(これを理由に韓国で遊んでやろうという魂胆もありました)
結果、往路はイースタージェットで那覇-仁川が6,000円程度、Jin Airで仁川-ダナンが12,000円程度。復路はダナン-金海国際空港(釜山)経由で那覇までのルートでこちらは3万くらいでした。初日、韓国到着日に韓国で1泊するのでそこで遊び、あとはベトナムを満喫して韓国経由でただ帰るというルートでした。
この航空券は全て一月にとっていて、まだニュースでもウイルスの話が出たか出てないかくらいだったので不安も何もなくただ楽しみに待っていました。
3. 스케줄 변경 안내
フライトをとって一週間ほど、突然下のようなメールが届きました。
???
すけじゅーる????びょんぎょん(変更)??????あんね(案内)????
韓国語勉強しといてよかったなと思いました。(隣に英語もある)ハングルが読めない状態で、こんなんが急に送られてきたら割と恐怖だと思います。読めない外国語って怖いもの。
なんか、ベトナム出発日が一日早くなってる.....
なんの理由だかわかりませんが、航空会社の都合で「機材が変更になったから出発日もかわった」とのことでした。(初めての経験で「そんなことある?」と思った)ここで本来なら、払い戻しも考えるわけですがもう期日が迫っていて他のフライトが高いことで尻込み。そして、考えました。 「あれ?俺...」
「釜山行ったことなくない??」
「釜山行ったことなくない??」
「行ったことなくない??」
「行ったことなくない??」
「行ったことなくない??」
「なくない??」
「なくない??」
「なくない??」
「なくない??」
「ない??」
「ない??」
「ない??」
「ない??」
「ない??」
「ない??」
「ない??」
「ない??」
なななななななななななななななななななななななnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn
「あれ?俺、釜山行ったことなくない??」
( フ ロ ア 熱 狂 )
というわけで、ベトナム発の便を1日早めにして韓国に行くことで釜山で遊べるようになりました。
LCCは遅延とか普通にありがちなので、今回のような件も割と珍しくないのでしょう。
4.かくして
かくして、韓国→ベトナム→韓国という旅程を組んだのでした。
世間がウイルスで騒いでるこのタイミングで、韓国に2回も入国することになるとは。一応、フライト中も観光中もマスクはして(ほぼ意味ないけど)、お手洗いを見るたびに持ち歩いていた紙石鹸で手洗いうがいを徹底して、スマホも都度除菌シートで拭いていました。とりあえず今のところピンピンしています。
航空券が変更になっちゃったから」という言い訳ですが、結局は僕の「韓国で遊びたい」という身勝手を優先した結果でした。反省したいと思います。
3月5日の時点で、外務省が韓国全土への渡航自粛要請とベトナム政府による韓国からの入国者に対する隔離実施が発表されたので本当にギリギリでした。(加えて、現在は日中韓それぞれがビザ免除停止中)
終わりに
旅行はとても楽しかったし、色々な思い出ができました。それは本当によかったのでまた記事にします。
読んでくれてありがとうございました。